年の暮れ

tamon-wat2005-12-30

久方ぶりに青空が続きました。
高速道路は県外車の波、波、波。
磐越道に入ると、スキーを積んだ県外車と積んでいない県外車との割合は5:5。
積んでいない車を抜き去るたびに「お帰りなさい」とこころの中で呼びかけていました。
長いトンネルを抜けると、懐かしい故郷の山。
今日の磐梯山は陽に映えてとても美しかったのです。
きっと、たくさんの車のなかでは小さな歓声がいっぱい上がっていたことでしょうね。
そして、今夜あたりから早速懐かしい顔同士で湯気を囲んで楽しいひとときが出現しているはずです。
故郷の山を、幼馴染を、そして懐かしい味を堪能していってください。
真っ白な故郷は変わらずにあなたを迎えることでしょう。


  • しょっぱい塩引き鮭

今夜の食卓に出てきたのは、あの懐かしいしょっぱい塩鮭の切り身でした。
子供のときには「塩引き」といえばこれしかなかったくらい、とってもしょっぱい、塩気の強い塩鮭が普通でした。
塩気は健康に悪いから・・・なんて理屈が大手を振って歩いています。
だけど、子供の頃からなじんだしょっぱさは捨てられません。
ようやく口にできました。
「ううっ、しょっぺえ!」
顔はゆがんでいますが、気持ちは最高です。
「身体に悪い・・・」なんてことはどっかに吹っ飛ばして、夢中で二杯のご飯を食べました。
おまけに、半分残った切り身にお茶を注いで、しょっぱいスープも飲んじゃいました。
これだわい!
小さな幸せはこんなところにもあったのです。
ご馳走様でした!!




  • 過ぎ行く年に

短いようで長い一年という時間。
あなたはどんな一年を過ごしたのでしょうか?
手ごたえのあった時間を過ごした方、
思うようにはいかなくて来るべき新年にあらためて期する方。


私の一年は充実していたと、そう感じています。
いや、
そう思いたいのかな?
嬉しいこともたくさんありました。
悲しいことだって、やっぱりたくさん・・・
ともあれ私のアルバムは一杯になりました。
生きてきたなあと思えるほど。


たくさんの人生の一年が今通り過ぎようとしています。
楽しくとも、悲しくとも、私たちの旅は続いていきます。
この先にいったい何が待っているのでしょうか?
わからないからこそ前へ進めるのかもしれません。
私も、
積み重ねてきたたくさんの一年を土台にして、新しい年を迎えようと思っています。
胸の中で小さく明かりを灯し続けている夢へ向かって、また歩いていこうと思っています。


願わくは、あなたの迎える明日にも燦々たる陽のひかりが差しますことを・・・
こころからお祈りを申し上げて、この年のお別れといたします。


ちょっと早めのおやすみなさい。
そして、
良い年が訪れますように・・・

      中島みゆきヘッドライト・テールライト」を聴きながら