2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

合併後の「新市名」

去る27日、合併協議会において合併後の新市名が投票により決定しました。いわく「喜多方市」です。「喜多方市」と「会津喜多方市」との二者択一の投票で、結果は33票対22票との発表がなされました。このHP上でも書いていたとおり、私は「会津喜多方市…

蔵での結婚式

今月2日、大和川酒造北方風土館「昭和蔵」にて一組のカップルが誕生しました。喜多方出身の新郎新婦が「蔵の街喜多方」らしい独自の式を挙げたいとの思いから実現したとのこと。このお二人の思いに共感の拍手を贈り、併せてお二人の前途が洋々たるものであ…

温故知新 「中善寺」

市中心部より北東、関柴の地にある古刹である。真言宗の寺だがその開基、開山は不詳。しかしながら、境内薬師堂に座す薬師如来坐像がこの寺の長い歴史を物語っている。すなわち寄木造りで漆箔、螺髪は小にして穏やかなる丸顔。藤原時代の面影を残した鎌倉時…

台風の過ぎた夕景

さんざんに列島を痛めつけた台風23号が三陸沖に去ったのが今朝早くでした。 すぐにでも台風一過の青空が見れるかと、スタジオのガラス窓を見上げてばかりいました。低く垂れ込めた雲はなかなか立ち去ろうとはせず、思わせぶりにチラチラと青空の断片をのぞ…

新しい市の名前

合併協議会が順調に推移しているようです。喜多方市、塩川町、山都町、高郷村、熱塩加納村の5市町村の合併は来年には結実すると思われます。現在の懸案事項というか、最大の懸案事項が新しくできる自治体の名前ではないでしょうか。一般公募も行われました…

秋便り

いつもの散歩道であけびがたわわに実っていました。林道のすぐ脇で、手を伸ばせば誰でもが採るところにありました。台風から続く長雨のせいで人が歩かなかったせいなのか、それともあけびの実などには興味も持たなくなってしまったのか、理由はわかりません…

ベロタクシーと韃靼蕎麦

喜多方の街に「ベロタクシー」が走るらしいですね。ベロタクシーとはドイツで生まれた人力三輪車のことで、排気ガスを出さない交通手段として各地でもてはやされています。「ベロ」とはラテン語で自転車という意味、既に京都、大阪、広島、東京原宿、沖縄な…

温故知新 願成寺(がんじょうじ)

市内北部、上三宮町の中心にある古刹です。浄土宗の寺で、山号は叶山。この一帯が古来より「加納の荘」と呼ばれていたことに起因しています。開山は嘉禄3年(1227)、鎌倉時代の初期にあたり、当時の領主佐原五郎左衛門の発願と思われます。 街道の面影…

蔵の街 喜多方 (南町通り)

「蔵してる通りフェスティバル」 喜多方の中心部はかつての小田付村と小荒井村とが一緒になって出来上がった街です。田付川の東岸が旧小田付村、西岸が旧小荒井村というわけで、現在の市役所があるのが西岸ですから旧小荒井村になります。南町通りがあるのは…

喜多方の「街づくり」

「地域の文化資産を再発見、再認識すること。」 喜多方とご縁ができて、喜多方の持つ独自性、魅力というものを考える機会が増えました。歴史や伝統を見聞きするたびにどんどんと喜多方が好きになっていきます。今、私たちの世界はグローバリゼーションとロー…

蔵の街 喜多方 (下三宮集落 その5)

下三宮集落のお蔵にはそれぞれの表情があって、その個性を見比べて歩くのもおもしろい歩き方です。個性には大きさや仕上げの方法、経年のヤレ観などから受ける印象が第一ですが、時には細部の造作などに「ハッ」とすることもあるんです。「コテ絵(鏝絵)」…

快晴 (台風一過の磐梯山と猪苗代湖)

日本列島に大変な被害をもたらした台風21号も、幸いにして会津では暴れずに通過していきました。一夜が明けた会津ではごらんのとおりの快晴が一日中続きました。 ちょっと走って猪苗代湖の志田浜に寄ってみたのです。志田浜の湖畔からはまるで絵に描いたよ…