雄国山霧中

tamon-wat2004-11-19

会津盆地は深い霧に包まれていました。仕事を終えて帰途についた私の眼に、霧の海に浮かぶ雄国山が飛び込んできました。それはあたかも大海を進む鉄(くろがね)の船のようで、じつに雄雄しく迫力のある軍艦のように思えたのです。いつもの雄国山は雄大な山裾を引いていて優しい姿で盆地を抱いています。その山裾が霧の海に沈んで山頂を浮かび上がらせていたため、思わぬ印象を感じたのです。見慣れた風景にもこうして新鮮な驚きを持つことがあります。そんな自然の贈り物に気がつく私でいたいと思っています。まもなく迎える会津の冬は長く、厳しい季節です。しかし、その厳しさのなかにも驚くような美しさがたくさん隠れているんです。この冬に見慣れた風景、厳しい風景のなかの「美しい一瞬」を見つけ出したいと思っています。そして、このHPを通して皆様にもお届けしたいとも思っています。ご期待ください。


  • 自分のお酒を造ってみよう

 さて、この冬のテーマがもう一つあります。それは「お酒造り」。会津は伝統文化の宝庫です。たくさんの素晴らしい技が時代の工夫を加えられて伝承されています。その伝統文化のなかから「酒造文化」を取り上げました。酒蔵は喜多方に9軒、若松に12軒存在します。とても良いお酒を造る酒蔵が存在しています。今回はそれらの酒蔵の伝統の技と施設をお借りして酒造りに挑戦します。次回以降、詳しく報告をしていきますが、「私も酒造りをしたい」、「酒造りに興味がある」という方は私宛にメールをお寄せください。詳細をお知らせできます。
    宛先 e-mail : tamonwat@yahoo.co.jp


  • ジモッティ(喜多方市民)の行くラーメン店

「くるくる軒再び」
先日、同僚アナウンサーに誘われて足を運びました。吉井智子アナ、小柄で可愛い女性です。わたしとは親子ほど年齢の開きがあるのですが、時としてランチに誘ってくれます。オジサンとしては嬉しいものですね。その吉井アナ、時折無性にラーメンが食べたくなるときがある。頭に浮かびだしたら食べずにはいられないとのこと。さすがにラーメン王国喜多方の女性ですよね。
「どこに行く?」との問いに、「くるくる軒!」と即答。市内中心部にあるお店に向かったのです。一瞬戸惑ってしまうこの店の自動ドア?店内に入ると、もう客で一杯でした。友人の小室さんの顔も見えます。三人でテーブルに座り、注文です。「辛味噌ラーメン!」二人とも同時に叫びました。そうなんです。ジモッティはこの店の「辛味噌ラーメン」が大好きなんです。癖になっているというほうが的確ですね。店内には毎月ごとの「十倍辛味噌ラーメン」完食達成者の写真入り記録カードが飾ってあります。完食時間も書いてあるのですが、大体の記録は早い人で4分〜4分30秒というところでしょうか。なんと2分ちょっとというバケモノもいますね。あれっ、同僚のブライアンもいました。遊び心が一杯詰まった「くるくる軒」あなたも挑戦してみてはいかが?ちなみに私はいつも普通のラーメン、おいしいですよ。