暖かい師走

tamon-wat2004-12-10

初雪の便りから、はや10日も経ちました。寒波はいっこうに訪れず、過ごしやすい日々が続いています。山のスキー場も人工降雪機が活躍していますが、なにぶん気温が高いため作るそばから溶けていくという悲しい状況です。スキー場の収支は12月の売り上げが左右します。里は過ごしよい気候のまま、山にだけ十分な降雪があれば理想だな、なんて虫のいいことを考えながら車を走らせていました。磐越道の長いトンネルを抜けると、青空のもと磐梯山のお出迎えです。思わずシャッターを切りました。ご覧のように中腹に見えるいくつかのスキー場には十分な雪はありません。関係者のため息が聞こえてくるようです。
30年前のスキー少年は少し未練げな感慨に浸りましたが、感傷を振り払って高速道路の前方を見つめ直し、制約の多い街へとアクセルを踏み込みました。


  • 相棒

次の日曜日、つまり12月12日に猪苗代町で「第3回心の手紙コンテスト」発表・受賞式が開催されます。このコンテストはあの野口英世博士とご母堂シカさんとの親子愛に満ちた手紙に由縁するもので、「母から子への手紙」という主題がついています。毎年1000人を超える応募者があり、審査委員には芥川賞受賞者の玄侑宗久さん、エッセイストの大石邦子さんらがあたっています。今年も感動的な手紙が披露されるようです。
当日は大賞、入選作5作品を会場にて朗読発表するそうですが、朗読には ほしゆきえさんが選ばれました。ほしゆきえさん、「故郷温故知新」の相棒でした。私の話を上手く受け止めて、的を得た返答を返してくれます。楽しげに問答を進めてくれたので私はとてもやりやすかったのです。148回も続いたこと、この相棒がいたからこそなんですね。彼女は現在、朗読作家としてラジオや舞台で活躍をしています。彼女の散文や詩は独特の視線と表現とがあって、とても素敵なんですよ。今回はそんな彼女の活動がみとめられての出演です。きっと素敵な朗読をしてくれますので、お聴きになってはいかがでしょうか。日時、会場は以下のとおりです。

     日時 : 12月12日 午前10:00 開場
     場所 : リステル猪苗代 (入場無料)

  • ジモッティ(喜多方市民)の行くラーメン店

今回は「ラーメンこうへい」です。
このお店はFM喜多方の小田切局長のお友達が経営する店です。そんな関係で良く食べにいくのですが、ご主人の創作ラーメンが豊富にあります。カレー、白味噌、豆板醤などを使ったアイディアラーメンがおいしく、おもしろいのです。私のお勧めはカレーラーメン福神漬けのトッピングなんてちょっと考えられませんでした。奮闘している元気なお店です。例によって興味のある方は所在地などをご自分でお調べください。コメント入れてもらえば教えちゃいますけどね。