黄金週間の終了

tamon-wat2005-05-09

今朝は重い足取りで仕事に向かった方々がたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。長い、長いゴールデンウィークでしたね。皆さんはどんなお過ごし方をされたのでしょうか?さぞや思い出がいっぱい詰まった休日にできたことと思います。私?私はビンボー、ひまなし、混雑嫌いという三重苦のため、快晴の数日をのんびりと過ごしていました。まあ、ラジオの仕事もあったので遠方への旅行は望めませんでしたから、代わりに日ごろ読めない本をたくさん読んだりして、それなりに意義あるお休みにはなりました。
喜多方のゴールデンウィークにはたくさんの観光客の皆さんがおいでになってくださってました。ラーメン地図を片手に喜多方の良さを発見しようと歩いておられる方が多かったのです。ありがたいことなのですが、とばっちりもありました。いつも私の番組(「アコースティックタイムトリップ」)に投稿してくださる方々のほとんどはご商売をされている方なのでしょう。お忙しくなっているのでしょうね、投稿がほとんどありませんでした。さあ困った。最近ではたくさんの方から投稿を頂くので、安心しきってしまい、自分で書く原稿は少なくなっていたのです。ご丁寧に「今日は原稿を書く余裕がありません。」と伝言をしてきたラーメン店のご主人やケーキ屋さんのオーナー。「ヒエーッ、大至急書かねば・・・」とあわてました。何とか間にあわせたものの、やはり「慣れ」というものは怖いなと再認識をさせられました。皆様もご用心ですぞ。
5月5日は端午の節句立夏でもありました。喜多方も快晴に恵まれ、もはや初夏の日差しが輝いていました。この日は喜多方春の歩行者天国が開かれていました。番組の合間にちょっと覗いてみたのですよ。たくさんの市民と観光客がふれあい通りを埋め尽くしていました。数々のイベントや楽しい露天のお店、やっぱりお祭りや縁日の雰囲気はウキウキとしますね。私も焼きそばやらフランクソーセイジやらを買ってたくさんの露店をひやかして楽しんだのです。何人かの観光客と思しき人にどこから来て、どんなところを見られるのか聞いてもみたのですが、答えは実に平均的なもの。喜多方にはもっとすばらしいところがありますよと声を大にして叫びたかったのです。大体は若松のついでに足を伸ばしたとか、裏磐梯から降りてきたとかの答えが多く、蔵を見て、ラーメンを食べて帰りますということだったのですね。「長床」「願成寺」「下三宮」「熱塩」なんて場所を挙げる人はおりませんでした。まだまだPR不足です。まずは喜多方市民が自分の街の良さを熟知すること。これが肝要ですね。イベントにはお金がかかります。お金をかけないで満足をしてもらえる「長床」や下三宮」をPRできるようにしましょう。
そういえばベロタクシーが走り出しました。カタツムリのようなくだんの乗り物は目新しさもあって比較的好意をもって受け入れられているようです。しかし私にはどうもしっくりとこないのです。現物を見てますますそう思っています。蔵の街にはふさわしくないような、まだそんな印象が抜けません。みなさんはどう思われますか?
ともあれ、盛況のうちにゴールデンウィークは終わりました。梅雨に入るまでの間、喜多方はとても良い季節を迎えます。ラーメンはもちろんおいしいのですが、ラーメンばかりじゃない喜多方の良さに是非、お気づきになってほしいと思っています。旅の途中にFM喜多方へお立ち寄りください。あなたの気づかない喜多方を、そっとお教えいたしましょう。