ブライアンとベロタクシー

tamon-wat2005-06-06

喜多方ラーメンの名店である「長谷川食堂」。
そこのお嬢さんをお嫁さんにした変なアメリカ人ブライアン君。
美味しいラーメンを食べようと入店したら、バンダナ鉢巻をした青い眼の青年が「ヘイッ、いらっしゃい!」。
ちょっと驚きますよね。
普段は英語教室に勤務し、FM喜多方でも番組を持ち、ときにはラーメン店にて「はい、味噌ラーメンお待ちい!」
いわば喜多方の自然な風景になっていたのですが、今回はなんとベロタクシーのドライバーにまでなってしまいました。
私の年若い友人でもある彼は、この夏喜多方観光振興のために一日数時間を喜多方の街中で過ごすそうです。
ベロタクシー、VEROとはラテン語で自転車のこと。
個人的には喜多方の街にはそぐわないと思っています。
しかし、もの珍しさもあってけっこう人気者になっているようで、ゆっくりとしたスピードで、喜多方の香りや風を感じながら走っています。
市内6ケ所に発着所がありますが、どこでも合図をすれば乗車できるそうです。
簡単なガイド付きで、初乗り500Mまで500円。地図上の直線距離で算出するので思ったよりおトクかも。
写真はブライアンとベロタクシーです。
わかりにくいのですが、彼のかぶっている帽子は私のプレゼント。
「武頼庵(ブライアン)」と刺繍してあります。
喜多方に来て、ブライアンのベロタクシーを見かけたら「は〜い、ブライアン!」と声をかけてくださいね。
気の好い彼も「ハ〜イ!」と返してくれますよ。


  • 未公開の「お蔵」を楽しむ

本格的な観光シーズンを前に、喜多方のお蔵の魅力をもっともっと深めて頂こうと、従来公開されていなかったお蔵が期間を定めて一般公開されます。
旧家である「島三商店」、「島新商店」のお蔵を7月1日〜9月30日、三ヶ月の期間中ガイド付きで公開してくれるのです。
島新商店の三連蔵など喜多方を代表するお蔵が見れますので、ぜひ足をお運びください。
また、同じ期間中、南町地区のお蔵群もライトアップされるとのこと。
普段では見られない様々なお蔵の表情をみることができる機会になります。


  • ジモッティ(喜多方市民)のラーメンの食べ方

今日はお店ではなく食べ方をご紹介いたしましょう。
といっても、べつに小笠原流だとか、桑の箸を使えとかいう作法ではありません。
喜多方市民はこんな食べ方をしていますという話です。ご安心を。
それは「朝ラー」
喜多方ではかなり昔から早朝スポーツの後や、夜勤明けなどの「朝」に「朝食」としてラーメンを好んで食べていました。
いまでも早起き野球の後などに「朝ラー」を楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。
朝7時開店のラーメン店さんなんて他にはないですよね。
会津に観光や仕事でお出でになったら、ぜひこの「朝ラー」を味わってみてください。
あの超有名店だって朝は行列などありませんから。