喜多方発21世紀シアター

tamon-wat2005-07-22

梅雨明けも間近となると頭に浮かぶのがこの公演です。
真夏のメインイベントとして喜多方に定着した「喜多方発21世紀シアター」。
今年も蔵の街は街中が大文化祭と化し、大賑わいの4日間になりますね。

このイベントは喜多方プラザの企画公演で、演劇、音楽、舞台芸術伝統芸能、大道芸、そのほか芸能関係何でもありという全国でもまれなアートフェステバルなのです。
しかも子供を中心にした家族みんなのための公演が盛りだくさん、市内18ケ所で開催されるのですから本当に街中が会場となるのです。
芝居、人形劇、落語、講談、大道芸が大集合!
60を超えるプロの団体が繰り広げる106公演をぜひご覧になってください。
喜多方の街がどんなに文化を大切にしているか、おわかりになると思います。

               記

日時 : 8月7,8,9,10日 (日、月、火、水) 9:30〜20:00

料金 : FreePass 3,000円
     1公演券  900円

詳細 : 喜多方プラザ文化センター
     Tel 0241−24−4611 
     Fax 0241−24−4612


  • つばくろ

我が家の軒先にある灰色のつばくろの巣。
先週まではくちばしに黄色みを残した3羽のひなが空を見上げて親鳥を待っていたのですが、つい2〜3日眼を離したすきに巣立ちをした様子。
空っぽになった巣に何だかさみしくなってしまいました。
毎年のようにくりかえされるつばくろの子育てなのですが、巣立ちの瞬間を眼にしたことはありません。いつも、ある朝空っぽの巣に愕然とするのです。
野生の彼らにすれば至極当然のことなのですが、私にはある種の家族意識めいた感情があって、巣立ちに際しては「良かったな、がんばれよ!」と声をかけて送り出してあげたいのです。
父が自作した郵便ポストに巣を作った四十雀シジュウカラ)のときもそうでした。
加賀の千代女ではありませんが、四十雀にポストを占拠されてしまいましたが、巣立つ直前まで時折ひなの様子を見せてもらいました。あのときは、確か5〜6羽のひなが私の顔を見上げて騒ぎもせず、じっと私を見つめていました。野生の厳しさの一端を見た思いでした。
ひなたちは親鳥以外の動くものを見るとじっとして沈黙を守ります。
親鳥にだけこころを許してうるさいほどに甘えるのです。
この四十雀のひなたちも、ある朝突然巣立っていきました。

私は眼前に広がる田んぼを見渡しました。
我が家のつばくろたちを探したのです。
徒労に終わることはわかっていたのですが、
それでもひとこと声をかけたくて・・・

「お〜い、来年もまってるぞお!元気で過ごせよお!」

毎年繰り返す夏の感傷なのです。


いつの間にか正面玄関に赤レンガの入り口ができていました。
喜多方の玄関をぜひ整備していただきたいとの要望をJRに重ねています。
喜多方にふさわしい駅にしてくださいとの市民の要望に少しだけ答えてくれたようです。
ちょっと嬉しくなって写してきました。
皆さんにも、嬉しさのおすそ分けです。