さぶっ!

tamon-wat2005-11-14

午前中は穏やかな天気でした。
外仕事中の私、昼食時になって寒さを感じました。
空は今にも泣き出しそう。どんどん寒くなっていきました。
あわててジャンパーをはおっての昼食です。
今年初めてのランチジャーのありがたさを味わいました。
暖かいご飯や味噌汁のおかげでおなかの中から温かくなりましたが、それもほんのつかの間。
ジャンパーの襟を立てても、軍手をしても暖かくなりません。
しかたがないので早々に仕事を再開しました。
この寒さでは身体を動かしていることが一番の暖房です。
ふと空を見上げると、鉛色の雲の下、渡り鳥の群れが飛んでいます。
40〜50羽の群れは何とかV字の編隊を組もうとしています。
飛び立ってすぐなのでしょうか、編隊は出来かかったかと思えばすぐ離れ、離れたかと思えばまた寄り集って、とうとうV字というよりは「へ」の字のような編隊を組むことに成功し、北の方角へ消えていきました。
いったいどこの湖沼や河川へ向かうのでしょう?
彼らの消えた空を未練気に見やっていた私、再び気が付いた午後の寒さに身震いをひとつして重機のエンジンをスタートさせました。
ポツポツと時雨が降ってきました。
そろそろウールのセーターを着込まねばなりません。



「 ポケットに 両手入れして 時雨避く 」



喜多方市内南町蔵通りに、えもいわれぬ珈琲の香りをふんぷんと撒き散らしている一軒の珈琲店が存在します。
くぬぎ山珈琲店
本当は漢字で書くくぬぎなのですが、私の感性はなぜかひらがなのイメージを要求しています。
「座敷カフェ」と名打った店内では何種類もの珈琲を味わうことが出来、本当にうまい珈琲が飲めると評判のお店なのです。
それもそのはず、店主のくぬぎ山さんは趣味が高じて本格的に焙煎から学び、なんだか通常以上の焙煎方法を工夫した変な人なのですよ。
私は珈琲嫌いなのでその辺は直接ご本人に確かめていただきたいのですが、とにかく美味しい珈琲であること、間違いはないのですから私のお勧め店ということにしたわけなのです。

じつは店主のくぬぎ山さんは、私と同じく喜多方シティFMにて番組を担当しています。
彼の番組は何と「カントリー」
知識も豊富で、登場以来人気もうなぎのぼりなのです。

かくして、くぬぎ山珈琲店では、かぐわしい珈琲の香りと、カントリー音楽とがあふれるように充満しています。
喜多方の新名所として、あなたの記憶にとどめておいてください。
そうそう、
このブログをお読みいただいてる皆さんだけにもうひとつ内緒のお話をいたしましょう。
このくぬぎ山珈琲店、甘味も充実しています。
なかでもコーヒーソフトクリームは逸品です。
真冬でもOKですので喜多方に来た際にはお忘れなく。

場所?
そんなもん、喜多方南町通りに行ってみればすぐわかります。
なんてたって50M先から珈琲の香りが「おいでおいで」をしていますから、はい。



雲が低く垂れ込めていて、良くは見えませんでした。雲の切れ間にチョッとだけ顔をのぞかせてくれました。猪苗代スキー場のあたりは、もう真っ白になっています。